不特定多数に便座カバー!

私の勤めている会社は少人数の事務所で、小さなビルの1室を借りています。
ビルは5階建てで、3階と5階に女子トイレがあります。
基本的にはビル内に勤めている人が使用しますが、誰でも利用できる状態です。

ある日、冬が近付いた頃、便座カバーとペーパーホルダーにカバーがつけられました。
よくある、タオル地の便座カバーです。
え?誰が座るか分からない便座に、カバーってとても気持ち悪いですよ。
除菌シートで拭けないし・・・。
ワンシーズンは我慢して使用してましたが、翌年は勇気を出して管理人さんに言いました。
「これってどれくらいの頻度で洗濯してるんですか?」
すると、管理人さんは「私が付けたんじゃないの。掃除もできないし、汚いと思っているけど、誰が付けたか分からないから・・・。」




ビックリしました。掃除すらできてない!どうりで時々濡れてると思った!

管理人さんと相談し、便座カバーを外して「汚れているので外します。持ち主が居ない場合は処分します。」とメモを付けました。

すると、さらにメモで返事がきました。
「冬は便座が冷たくて座るのが辛くないですか?便座カバーを用意しましたので、お洗濯は皆さんでしませんか?」

は?

価値観は人それぞれですが、わざわざみんなのために買ってくれたつもり、カバーを付けてあげたつもりの人が居たわけですね。
だから、「お洗濯ぐらいは誰かやってくださいよ。」というご意見なわけです。

しかし、今さらそんな事を言われても、「勝手」としか言わざる終えない。
その人はよく洗濯もしない誰が座ったか分からない便座カバーの上にお尻を付けて座る事ができましたね。長い間・・・。

その後、管理人さんは各事務所を回り、カバーを付けた人を探し出して返却してくれました。
「掃除もできないし、他の事務所の方から必要ないというご意見をいただいたので。」と言ったそうです。