父のいた施設で

ある日昼時に行くと、食卓のうえにあったのは「バナナ四分の一切れ」「白ご飯」「ひとつかみの青菜の塩もみ」でした。入居者のみなさんは皆認知症だからか、誰も何も言わず、黙々と食べていました。うまく食べられない人は、ひざの上にほとんどこぼれてしまっていたけど、介助に来る職員はいなかった・・・。